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発達障害の子はワーキングメモリが低い?トレーニングで鍛える3つの方法

※この記事は、2019年1月15日に更新されました。
✔ 息子は現在、小学1年生の6才10ヶ月です。

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発達障害のある子は、「ワーキングメモリが低いこと」を知っていますか?
息子は、5才3ヶ月の頃、田中ビネー発達検査を受けました。その時は、詳しい結果などは教えてもらえませんでした。
しかし、印象的だったことが、冒頭のワーキングメモリが異常に低かったことです。
ワーキングメモリの数値で全体の平均のIQを下げていたともいえるでしょう。
しかし、ワーキングメモリは、訓練することによって、高められるんです!
息子は、多動がなくなり、耳からの指示が入るようになったんです。
今回は、実際に発達障害のある息子(当時5才)にトレーニングをした方法をまとめました。

そもそもワーキングメモリとは?

ワーキングメモリは、短期記憶ともいいます。短い時間、一時的に頭の中で情報を保持し、同時に処理する能力のことを指します。

では、下の問題に答えてください。

【問題】公園に5人、子どもがいました。あとから、8人遊びにきました。さらに、その10分後に6人遊びにきました。ぜんぶで公園には、何人いますか?

5+8=13  
13を覚えたまま、さらに6をたします。
13+6=19    
【こたえ】 19人

ワーキングメモリが低いと、頭の中で一時的に、13を記憶することが、むずかしいのです。それ以前に、最初の5人も、つぎに来た8人すら覚えてないかもしれません。
こういうことから、発達障害のある子は、授業中に先生の言ったことを一時的に覚え、ノートにとることは、とてもハードルが高いことなのです。ご理解いただけたでしょうか。

発達障害のある子はワーキングメモリが低い?

発達障害のある子の多くが、ワーキングメモリが低いと言われています。
発達障害の子に、とびぬけて言語能力が高い、計算の能力が高い子がいます。しかし、コミュニケーション能力が低い。発達の凸凹のひらきが大きいタイプの子もいます。それもワーキングメモリの働きが関係しているのです。

ワーキングメモリが低いと、子どもであれば、「衝動的」であったり、「集中」できない、「キレやすい」などがあげられます。
発達障害をもつ大人であれば、多動はなくなるが、頭の中が整理されなくて、ぐちゃぐちゃだったりします。

もちろん人間関係がうまくいかず、社会に適応できないなど、本当にさまざまです。
ワーキングメモリを鍛えれば、「考える力」がつきます。「相手」の気持ちを考える「あと先」を考えるようになります。 

 

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【画像】ワーキングメモリトレーニングで鍛える3つの方法

発達障害のある息子も、毎日いろいろな方法でワーキングメモリを鍛えています。とくに、幼児のうちは、楽しくないとつづけることは、むずかしいですよね!
だったら、「日常の中で楽しみながらトレーニングしよう。」と、いろいろ試したんです。

ワーキングメモリを鍛える方法は、ホンマでっかTVの澤口先生が澤口式育脳法(数字カードや記号カード)をおすすめしています。

当初、5才だったころの息子は、なかなか澤口先生のカード法が、理解ができなかったんですね。「かずの概念」がわからないとできませんから。

でも、できないからと時間を先のばしするのがもったいなくて。そんな時に、かんたんなトレーニング方法をしていたんです。
今回は、幼児でもできる「ワーキングメモリを鍛える方法」を載せました。 

 

【方法1】数字・記号カードでトレーニング

澤口式育脳法のカードをつかい、簡単なトレーニングをしました。5才くらいで、数字とかず(おはじき3コと数字の3が結ぶつくこと)を理解できている子であれば、できるトレーニングです。

①数字カード

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  • 3枚のカードをならべて、2〜3秒見せて数字を覚えさせます。

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  • 子どもに見えないように、すべてのカードを本などで、かくします。
  • カードは、かくしたまま、1枚だけ抜きとります。

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  • その後、子どもに1枚カードがない↑この状態を見せます。

ハイ、ここで質問…タイム〜!!

【問題】「何の数字がなくなったかな?」
【こたえ】「5」です。

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  • このトレーニングであれば、数字の順番がわからなくても、できるものなので、一時的に情報を記憶する力になります。

 

②数字カード

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  • 3枚のカードをならべて、2〜3秒見せます。

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  • 子どもには、見えないようにカードをかくした状態で質問します。

【問題】「いちばん大きい数字は何だった?」
【こたえ】「6」です。

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  • 正解していたら、カードを見せてあげて、めちゃくちゃ褒めてあげることが、おススメです!
  • 3まいがクリアできたら、4まい、5まいと増やしていくといいですよ!

 

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③記号カード

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  • 上の数字カードと同じように記号のカードを3枚ならべ、2〜3秒、見せます。

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  • カードをかくした状態で1枚、ぬきとります。

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  • 1枚ぬきとった↑この状態を見せて質問します。

【問題】「ここにあったカードは何だった?」
【こたえ】「みどりの四角」です。

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  • 抜きとった、みどりの四角のカードを見せて、「すごいね〜!」って、めちゃくちゃ褒めていました。

そうすることで、どんどん調子に乗って、「もっとやりたい!」となれば、しめたもんです! 

 

【方法2】タングラムでトレーニング

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知育玩具でおすすめなタングラムです。
しかも、わたしの手づくり(↓作り方もかいています)で、愛情いっぱい込めています。

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(引用元)SAKURA .HQ.教育メソッド

↓参考にしている本です。(澤口先生の監修のもと、幼稚園児にさせたワーキングメモリトレーニング方法が載っています。)

SAKURA.H.Q教育メソッド―HQとワーキングメモリ実践 (-)

SAKURA.H.Q教育メソッド―HQとワーキングメモリ実践 (-)

 
  • 作り方は、厚紙(分厚いものがいい)100円均一に普通に売っていますよ。

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厚紙は、1センチのマスが書かれていて、サイドには5ミリ間隔の印がついているものがおススメです。
正確につくるには、マスがないとむずかしいからです。形をつくったら、厚紙に色画用紙を貼りました。
折り紙だと、マスが透けてしまいますし、色画用紙の方が貼ってもズレない、子どもが少々、乱暴にあつかっても平気です。

  • 課題は、正方形の四角にすることが目的です。
  • 頭をひねって、できるまで、ずっと夢中に遊んでいました。集中する力がつきますよ。

なっ、なんと「タングラムの作成時間、1週間!!」もう、大変でした。

「買った方がよかったじゃん!」と、途中で投げ出しそうになりました…。

でも、手づくりは、子どもにとっても嬉しいですよね!退屈なときなど、サッと取り出して、やらせていますよ。

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  • 4才の二男も楽しめます。
  • 簡単なレベルから、むずかしいレベルの形まで、幅広くつくりました。

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  • こちらは、長方形にするのが目的です。
  • 船の形をつくったり、家をつくったり、想像力をつかって、いろいろな形にします。
  • むずかしいから、大人も夢中になります。「できない!」とボヤいているパパでした…。

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  • 10種類以上あるタングラムなので、子ども達で片付けれるように、ファイルに小分けできるようにしました。
  • すぐに飽きそうなモノなんかは、手づくりしてしまうのも手ですよ! 

 

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【方法3】順番当てのトレーニング

澤口式育脳法に向けて、順番をおぼえさせるために1〜3の箱を用意しました。(こちらの箱は、IKEAで購入できます!)
オシャレ感丸出しなので、ちょっとスケてるのがマイナスポイント!でも、まさか、こんなことに活用できるとは、思いもしなかった。

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  • 子どもの目線には、左から①→②→③と、ならべます。(子どもから見たイメージ)
  • ①〜③の箱の中に何かモノを入れます。

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  • ①の箱には「クルマ」を見せて入れます。
  • ②の箱には「バトミントンの羽」を見せて入れます。
  • ③の箱には「ドクターイエロー」を見せて入れます。

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(ママ側から見た・上から見たイメージ)

  • 子どもから、中が見えないように、目かくしします。
  • 箱の中に何が入っているか、覚えていてね〜と伝えておきます。

【問題】「クルマ」は何番にあったかな?
【こたえ】 ①番

【問題】③番には何がはいってた?
【こたえ】 「ドクターイエロー」

  • このように、順番をおしえていきました。
  • 箱をつかったことで、スムーズに順番がわかるようになっていきました。 

 

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田中ビネー発達検査で出題されたワーキングメモリの問題

5才の田中ビネーの発達検査で、こんなようなニュアンスの問題がありました。
ワーキングメモリのテストで順番あてが出てきたんです。あくまでも、参考程度でみてくださいね。
下のような問題だったと思います↓
【問題】3台のトロッコに一つずつモノが入っていて、山の中のトンネルをとおります。10秒かぞえるので、質問に答えてね!みたいな内容だったと思います。

3つのトロッコに一つずつ違うオモチャなどを乗せて、山のトンネルを通過します。

【質問】「1番はじめに、どんなモノを乗せたトロッコが出てくるかな?」

検査員が10秒、大きな声でかずを数えました。1・2・3・4・5・・・・と、そのうちに息子は、トロッコに乗せていたモノをわすれちゃいました。

わざと、数を数えて、気をそらさせるようなことをします。
「これ、発達障害あるあるじゃなくて、誰でも気がそれるでしょう!」
大人の私でも、何かをやっている途中で電話が入ったら、前に何をやっていたのか忘れちゃうよ。

しかも、5才だし、少なからず、記憶が残らないのは仕方ないと思うのですが。
「そんな風に思うのは、わたしだけでしょうか?」
ほかにも、たくさんのワーキングメモリをつかった問題が出題されます。上の問題は一例です。

 

ワーキングメモリのトレーニングで失敗したこと

わたしが、ワーキングメモリのトレーニングをすることで、失敗したことがあります。
それは、落ち着いてじっとしていられなかった息子を叱ってしまったことです。
5才の息子にとって、数字のカードのトレーニングは、楽しいものではありません。とくに、ワーキングメモリのIQが低いので、頭をつかおうとすると、アクビばかりでていました。
そんな息子にとっては、苦痛でしかなかったんです!それなのに、私はできない息子にイライラしたり、怒ったりしていた。本当に可哀想なことをしたと反省しているんです。
でも、その失敗を乗り越えたから、今があります。息子がむずかしいと感じたら、1つ前の段階にレベルを落としてトレーニングをするようになりました。

伸びないときは、あそびを入れる。いっしょに楽しみながら、トレーニングすることをオススメします!

 

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さいごに

今回は、澤口式育脳法のカードを使用して、わが家でしていたトレーニング方法を紹介しました。

また、年齢が上がると同時に「順番」の理解ができるようになってきます。

理解するようになれば、枚数を増やしたり、数字の順番当てにレベルアップされると、発達障害の改善につながります。

「もしも、発達障害のあるお子さんがワーキングメモリが低いと言われたら?」

ぜひ、トレーニングをして改善させてみてください。

きっと、明るい未来が待っていますよ!

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