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「僕らは奇跡でできている 」の高橋一生が演じる「一輝」は、発達障害なのか?

※この記事は、2019年1月14日に更新されました。

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2018年の秋のドラマ 「僕らは奇跡で生きている」は、秋のドラマの中でイチ押しの心あたたまるドラマ。 

「僕らは奇跡で生きている」の主人公は大人の発達障害?

「高橋一生」が演じる「一輝」(かずき)をみていると、「発達障害」の特性は十分にあります。だって私、テレビの前で「あー、わかる、わかる!」「息子と一緒!」っと思うことが多々あるから、もう目が離せません!

しかし、「発達障害がある子」や「大人の発達障害の人」は、普通という概念がないから、私たちには「想像がつかない発想」を持っているんです。
このドラマは、是非みてもらいたい「2018年秋ドラマ」です。 

大まかなあらすじ

主人公 が演じる“変わり者”の大学講師「一輝」(かずき)は、とにかく「生物」が大好き。大好きを生かした職業についています。

最初はつまらなかった「生物」の授業が、一輝先生の「独特な授業」の進め方に、生徒皆んなも「授業が楽しい」に変わっていきます。

そして、出会っていく人達、皆んなが先生の研ぎすまされた感性にだんだんと惹かれていくのです。
「常識」にとらわれず、好奇心に素直に従って生きる一輝先生のユニークな発想が、人々の価値観を変えていってしまいます。

高橋一生演じる「一輝」(かずき)はどんな人?

一輝先生の幼少期は、友達がいませんでした。もちろん、コミュニケーションが苦手です。
「ものごと」の捉え方がストレートなので、相手に対して、思いのまま正直に話してしまいます。

それが、「空気が読めない人(KY)」と思われてしまいます。しかし、発する言葉は的を得ているんです。

一輝先生は、人と話しているより、動物と話していることが大好きです。森へ行くことが心の安らぎで、野鳥の種類はもちろん、「オス」、「メス」までも聴き分けます。凄い聴力です。

なんか「さかなクン」みたいですね!

さかなクンは、魚が大好きで「魚類学者」です。東京海洋大学で准教授をしています。まさに、さかなクンも「発達障害」と言われていますよね!

発達障害は「凹凸」の差が大きいと言われているので、何かが「苦手」なら、そのマイナス部分を補うために、何かがズバ抜けて「得意」なんです。
彼らが「人類」を支えるのに、とっても重要な人材なんだ思うんです。(←脳科学の澤口俊之先生がおっしゃってます)
一輝先生を見てると、とても勇気が湧いてくるんです。

「一輝先生」を通して、制作側が「視聴者」に伝えたかったことは?

ドラマの中で、昔は「自分のこと」が嫌いだったと話しています。小さい頃から、周りに「何で皆んなと一緒のようにできないの?」と言われてきました。

僕(一輝)には、出来ないことが多いから、自分はダメな人間だとずっと思って生きてきたのです。

それでも「理科が大好きなこと」は誰にも負けませんでした。

一輝が中学の時、「生物」の発表をして皆んなに「凄い!」と、初めて言われたそうです。

周りに褒められることが、「こんなにも嬉しいことなのか」と、知ります。だから、もっと凄いことを発表しようとしました。

しかし、続けているうちにだんだんと研究が辛くなっていきます。

「自分の作品が認められなくなると、(一輝の)存在価値がなくなってしまう。」そう、思うと、怖くて夜も眠れなくなりました。

そして、大好きだった理科が大嫌いになってしまいます。

一輝が自暴自棄になってる時に救ったのが、一輝のおじいちゃんの言葉です。
「やりたいならやればいい!」

「やらなきゃと思うなら、やめればいい!」と一輝に伝えました。

それから一輝は、「理科が大好きな気持ち」を一番にして、楽しめばいいと気づきます。
そこからが、今の「一輝先生」を作っていったわけです。
一輝は、だんだんと「僕はここにいてもいいんだ!」と変化していきます。キラキラと輝き、生き生きとしていきました。

この作品は、一輝先生を通して、「自分に嘘」をつかないで「自分らしく生きていくこと」を視聴者に伝えたかったのだと思います。

 

 ドラマの中で「相手のいいところを100言ってみる」ってことをしていました。なんでもいいんです。朝早く起きることができる。ご飯をたくさん食べる。笑顔が素敵。自分で歯を磨くことができる。何でもいいんです。そうすることでたくさんのいいところが見えてくるはずです。

人は大抵、相手の「ダメな部分」を見がちです。そんな時こそ、相手の「良いところ」を見つけ、伝えてあげることが大切だと思います。

きっと、家族や周りの人たちの力で「彼らの人生」を素晴らしいものにしていけるのです。

「ドラマの主人公」って、「変わり者」が多いの?

「ドラマの主人公」って、やっぱり変わり者が多いと思うんですね。「主人公」が独特な個性じゃないと面白くないからだろうね。
2018年 夏ドラマ「グッド・ドクター」は、まさに「自閉症」のお医者さんの話です。「自閉症」の先生は、一度読んだ本や手術の症例を完璧に記憶してしまう能力をもっていました。その先生の「特殊な頭脳」でたくさんの人を救います。
私も食い入るようにみました。 

ATARU(アタル)サヴァン症候群

(知的障害や発達障害などのある者のうち、ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する)で特殊な能力を秘めた正体不明の青年・主人公「ATARU」(アタル)の物語です。

事件現場で警察が見つけられなかった証拠に気づいて解決の糸口となるキーワードを発し、彼を取り巻く刑事たちがその言葉をヒントに事件の真相を追及していく姿を描いたミステリー作品。

ジミーちゃんがまさにそうで、サヴァン症候群です。(絵画がものすごい繊細で絵に引き込まれます。)

特別な「才能」がある人は、凹凸があります。人間プラスマイナスでうまくできています。

さいごに

「僕らは奇跡でできている」の一輝は発達障害なのか?は、その特性は十分にあります。その特性の「大なり小なり」は、本人が日常生活の中で、どれくらい支障があるのかで違いますが。
「できないこと」「苦手なこと」に悩まされて、生きていくのはとても苦痛で生きづらいです。
しかし、一輝先生のように苦手なところはあるけれど、「人よりも得意なこと」「大好きなこと」があると、こんなにも「輝く人生」になっていくんです。近くにいる人たちを幸せにし、自分も幸せになれるんです。

今、テレビでも身近になってきた「発達障害」です。

1クラスに10人に1人はいます。「発達障害のある子・ある人」は、決して悪いイメージだけではない。

私は「声」を大にして言いたい!

彼らには「独特の感性」がある。どうか社会で発揮して欲しいです。

そして、息子には「自分らしく」「独特な才能」をフルに使って、楽しく生きてほしいな。 

 

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